フランス・パリで行われている全仏オープンの女子ダブルスで、選手の加藤未唯さんがボールガールにボールをぶつけてしまい、残念ながら失格処分を受けました。
日本テニス協会は、現在のルールに照らし合わせると、この処分が避けられなかったとし、声明を発表しました。
加藤さんはA・スーチャディさんとペアを組み出場し、3回戦でS・ソリベス=トルモさん／M・ブズコバさん組と対戦していました。
第2セット途中に、加藤さんがボールガールにボールをぶつけてしまいました。
これが原因で、失格となってしまいました。
その後、加藤さんは賞金とポイントを没収され、罰金も科されました。
しかしこの処分に納得がいかなかった加藤さんは、大会に対して処分の取消しを求めていました。
しかし、15日に訴えが却下された旨を、加藤さんは自身のSNSにて報告しています。
なお、加藤さんは女子ダブルスでの失格後、T・ポイツ選手と混合ダブルスで戦い、四大大会初の優勝を果たしました。
このニュースの口コミ
日本テニス協会のコメントに失望しました。所属する選手をなぜ守らないのか？！波風をたてず穏便に処理したい意向なのでしょうか？
良いものは良い！悪いものは悪い！毅然とした態度を示すべきなのではないでしょうか！
海外からも多くの人達が今回の処分に反対のコメントを寄せているのに残念です！
日本テニス協会の存在意義をも問われそうですね。
確かに裁定に関しては受け入れるしかないと思う。思うけど問題の本質は一度出た判定が第三者である対戦相手の主張により変わったこと。ボールが当たってしまった事は対戦相手の立場は第三者なのだ。「判定には従うが対戦相手の抗議で判定が変わるのは好ましくない」ぐらいの事は言って欲しかった。
ところで、相手ペアには何のお咎めも無いのか？
「出血している」などと、虚偽の申告によって、結果的に失格処分となったのだから、日本で言う「偽証罪」なるものを適用して、相手ペアにも何らかのペナルティーを科すべきではないのか？
数試合の出場禁止とか、罰金とか、あって然るべきだ。
加藤ペアへの処分は、今回はあえて受け入れるとしても、いったん出された「警告処分」を、相手ペアの虚偽申告によって、「失格処分」に変更となったことは、本来であれば無効とするべき案件だ。
最終判断を下した側にも大いに責任がある。
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